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フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展行った [旅・探訪]

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展行った。
初・国立新美術館。
昭和の建物が大好き人間としては、“いわれのある建物をつぶして建った新建物”たちを
すなおに歓迎できないんだけど、ここは入り口に、元の建物 (陸軍歩兵第三聯隊兵舎) の1/100模型をおいていたりと、それなりの地霊へのリスペクトがあるので、ちょっと説得された感じ。

風俗画とはとか、ネコは何の象徴で、みたいな説明書きが会場にはほとんど (いっさい?) なく、たぶん音声ガイドでだけなのは残念無念。回転を良くしたいから説明書きは減らす傾向なんだろうけど、オプションを払いたくないケチ人間としてはアレだなあ。音声ガイドは、音声を聞く時間がかかるのもいやなのよ。留守電よりメールにして、みたいな。

感応したものを順路順 (ほぼ) に。
・ハブリエル・メツーの猫の朝食
スカートの出来がすげえ、とおもったけど、家でカタログみると、?だった。

・カスパル・ネッチェルの子供の髪を梳く母のいる室内
こちらの金色のスカートは、カタログで見てもすごい。

・コルネーリス・ビスホップのりんごの皮を剥く娘
なんでしょうこの荘厳さは。宗教画のよう。

・ヨハネス・フェルメールの牛乳を注ぐ女
すごいね。シンプルにシンプルにという試行錯誤。

・作者不詳のキット
なにこれ、かわいい!ほしい!
記憶によれば (カタログにはのってないので) 、ポケットに入れてもちはこぶバイオリンの一種だそうな。
共鳴の箱がすごくちいさくて、ネックと弦だけの、棒みたいな形。ネックが顔の彫り物なのもかわいい。

・ニコラース・ホイエルの平鉢
打ち出した銀のボリューム感がいい。えびせんみたいな (ぜんぜんわからないたとえ)

・ウィレム・ファン・ミーリスの家禽商
画面下部のレリーフがすげえ出来。

・ヘンドリック・ファン・デル・ブルフの乳搾りのあとで
これも真鍮のブラス感 (同じだ) の再現がすげえ。顔がなんか現代中国絵画みたいだよ。

・アレクサンデル・フーホー・バッケル・コルフのワッフルを焼く女
ちいさい。ダゲレオタイプを等倍で模写したのか?
構図がすごくいい。この額のままほしい。

・ウィレム・アドリアリーン・アレクサンデル・リールヌルのスヘーフェニンゲンの田舎家の室内
スケベニンゲンなのに…

・ヤーコブ・マリスの窓辺の少女
イイ!今回一番の収穫。この会場でなにかひとつ持って帰っていいよといわれたらコレを選びます (フェルメールにすると命ねらわれそうなので←SP見たあとなのでガクブルしてます) 。
今度模写しよう。この絵ハガキないのがざんねん。

・ニコラース・ファン・デル・ヴァーイのアムステルダムの孤児院の少女
これは絵ハガキ売ってるので、一般にはより好感度が高いってことなのでしょうか。


タグ: 展覧会
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