20090712_浅草で映画観た

浅草名画座で出所祝い、妖女伝説セイレーンＸ～魔性の誘惑～、首領を殺った男、の3本見た。



出所祝い (1971)

・曇天の下北。じっとり汗ばむ江波杏子の肌のシズル感。超エロい。あとで見たセイレーンXより興奮した。
・スタイリッシュ映像にクラクラ。♪ポイーン音とあいまっちゃうと猛烈眠くなるけど、祭り囃子のあたりまで頑張れば超たのしい！
・これは東宝作品だけど、死に場もシナリオも、東映より丁寧だよねー。雑魚切るのもいちいち「やめろ！」って警告してからだし。
・4年くらいこんでこんど35歳。仲代達矢のこのカンロク！キッとした顔がハッとせつなくなる顔演技にもモエー。
・真犯人君は先代の娘に興味なかったのね。権力志向からしたらやや不自然だけど（ホモ説を唱えそうになったが、買ってる場面がちゃんとあった）、まあ人間らしいっちゃそうか。女衒は売り物に手を出さないもんだし。
・大物君は風呂場で死ななかったの？湯女は災難。


妖女伝説セイレーンＸ～魔性の誘惑～ (2008)

・前貼り作品。麻美ゆまは好きだけどAVで見るから映画館では別にいーや。
・どうしちゃったのこの番組編成は？このご時世だからなりふり構わぬ路線変更？と邪推しちゃうけど、単に長尺2本 (131分＋117分) に挟まれ、手頃な短い作品（65分）で埋めたかったんだよね…と思いたい。
・ヒロインのウエストを目立たせない絶妙な衣装。でもそこまで配慮してるなら、メイクで肌も埋めてあげてー。スクリーンでこのアップはツラいっす。あ、でもこの子、興奮すると顔のこんなとこに静脈浮くんだ、とちょっとした発見。
・バカ女（ほめ言葉）のドヘタ歌がすごい（ほめ言葉）
・カントクが万年AD君には「上（カミ）も下（シモ）もわかんねーのか、何年やってんだバカヤロー」とか怒るくせに、バカ女アイドルには右左で指示するシーンにニヤニヤ。


首領を殺った男 (1994)

・冒頭の松方弘樹が雨の中をピューっと出てく姿かっこいい。
・出所をまつバイク仲間たちのタバコ吸い殻がやたらリアリティー。
・焼却炉の若者＝バイクの若者、だとか、組長の娘＝田村絵里子の店の常連だとか、最後のあたりまで気づかなかったよ。

タグ：映画 名画座