20090902_買った

左から関の弥太っぺ、MS戦記。

■関の弥太ッペ
買ってはみたものの、はじめは、クドい顔の絵柄が苦手だなあ、まゆ毛が目が、とか思ってて（たぶん同族嫌悪）、スターシステムとか言われても知らないし柔道部物語読んだことないし、という感じだったのが…、あっさり・没・入！

義理・人情・股旅・任侠ゼリフ・ジジイ・ダメ男・女の子の成長見守り・親子の縁、がつまってる世界。こうゆうマンガを読みたかったんだよ！
次回作も単行本出たら買います。
任侠ゼリフを製作側も売りにしたいってのは裏表紙をみてもわかる。人前を横切るとき (しかも道端に座ってタバコのんでるような人の前をこちらが往来するときでさえ) は、手刀だけでなくご挨拶して通らないといけないんだねえ (渡世人同士の場合限定なのかな？) 。

渡世人が雨合羽を翻す止め絵の格好良さなんて、まさに映画に対するマンガの強みっすなあ。
ちんたらページを水増しせずに、一冊でぱっと終わるのもいい。長いのきらい。


■MS戦記
すげー昔の作品ですが、作者、近作よりむしろ遠近感ある絵描けてるじゃんか？
少年ジオン兵士が主人公の、コミックボンボン掲載作品だけど、毒ガス市民虐殺とかをきっちり描き、ちゃんと戦争ものになってるとこが良いっす。

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