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20090830_浅草で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

浅草名画座で賞金稼ぎ、デコトラの鷲、仁義なき戦い、の3本観た。


賞金稼ぎ (1969)
・やたらキャッチーなイントロ音楽
・オープニングロールの隠し道具ズラリ装着シーンにワクワク(お子ちゃま)。テーマ曲がなんかに似てるよなーと思ったら007でした。時代劇版007ってことね。
・鶴田家重将軍から殺しのライセンスは受けてないようだけど、薩摩に潜入ずみの30人もの御庭番は既に殺されてて(御庭番全員の半分にあたるらしい)、員数外のフリー主人公が依頼されたくだりも伏線になってるし。まあ、おまえ何者だよっつー話ですが。
・チャンバラ風景に水たまりがあるだけで、動きに色が付く感じ。
・ワイヤーアクションや細かいカットをつなげてアクションシーンらしくみせる技とか、今と昔で発想は何もかわらないのね。
・与藤次!
・女スパイ吊り責めシーンやら、怪我人なのにやたら面積の小さい布だけかけて寝かせてる太もも包帯むっちりシーンやら (以上、野川由美子) 、袖無色黒長髪ポニーテール生娘漁師籠絡シチュエーションやら、ありがちではあるが究極の困っちゃう質問「あたいより仕事が大事か」やら (以上、真山知子) の各サービス要素にいちいち大興奮(エロガッパ)
・将軍の非戦メッセージといい、天津敏さえ義士なほど本当の悪人はいなくて(まあ殺人マシンたちが善人かと言われると困っちゃうけど)、それぞれの国を想うイデオロギーの違いが発露してるだけってのが興味深い。
・薩摩藩家老片岡千恵蔵のシーンがすべてかっこよすぎる。ぶっとび設定orお色気要素に目をくらまされがちだが、千恵蔵軸のドラマを冷静に見ると、クラシカルな良さが光ってる映画。
・なぜかポスターにしか形跡がない、封印されたサブタイトルの謎、解けませんでした。


デコトラの鷲 愛と涙の男鹿半島 (2006)
・サイドブレーキ引きっぱなしトラックにアクセル全開で延々追いつけないなんてどんだけwとツッコんだら負け(←負け)。
・夜景。夕陽を浴びる海辺の巨大風車のもとに集う、イルミネーションピカピカのデコトラたち。なんてまあ反エコアピール!な逆演出に見えちゃわないか?まあいいか。


仁義なき戦い (1973)
・あああ、各人の見せ場の多い“実録”群像劇、おもしれえー。確かにこれは右にも左にもセレブにも下流にも賞される、革命的なヤクザ映画だったのだねえ、ゲーム史にたとえるとテトリス・パラッパラッパー・ウルティマオンラインにあたるような(受け売り)。
・観るのはじめてなのに、安いコントとかでおなじみなこの死亡ジングル。ああ、オリジナルではこうやって使われてるのかー。



おまけ:
前々回パニッシュされたのでは?と書きましたが、シッポの大将、今日はステージ前を元気に走ってました。
門前のなんとやら、畜生のくせにダレ場を盛り上げる術(すべ)を知ってるねえ、とかなんとか。
タグ:映画 名画座
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