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20091207_池袋・浅草で映画見た [日記]

新文芸坐で、鴛鴦歌合戦、君も出世ができる、
浅草名画座で、柳生武芸帳 双龍秘剣、緋牡丹博徒、男はつらいよ 寅次郎恋歌、観た。

ええ、出世どころか出勤サボって映画5本デーですとも(自己新)。


鴛鴦歌合戦(1939)
・「映画ファンの選んだ二本立て」二日目、“和製ミュージカルの最高峰”二本立て一本目
・今じゃDVDもあるらしいけど、20年くらいぶりに見た。当時、近代プログラマの夕で興味持って。「『ディック・ミネが“♪ボクは呑気なトノサマ~”と歌う』と、ある人の文章にあるけど違うでしょ」みたいな内容。たしかに二回出てくるけどどっちもそうは歌ってない
・楽し~、思わず見てるこっちも体動きまくり。♪サーテさてさてこの茶碗~
・麦焦がし(笑)
・あれから20年、こちらも経験値たまったし千恵蔵慣れしたので、モノクロ不鮮明画面でもハッキリ表情がわかります
・傘貼り老浪人志村喬(役名:志村(笑))作成の傘々、柄がやたらモダンだなー、カラーで見たい。豆絞りじゃなくてランダムドットな大きな水玉模様だよ?
・あっ、当時34才なのか志村喬!ガーン!老なんていってゴメン
・「本当に千恵蔵さん/お父さんったら」的シーンで発せられる、ヒロイン市川春代の「チェー」にモエー。むかしの漫画か!


君も出世ができる(1964)
・「映画ファンの選んだ二本立て」二日目、“和製ミュージカルの最高峰”二本立て二本目
・“躍動する質量”フランキー堺と“タクラマカン言いたいだけちゃうんか”高島忠夫の、動と静のバランス。谷川俊太郎歌詞で大安定
・お二号さん浜美枝のキュートさ!麻布のマンションのベッドの上に、ラクェル・ウェルチばりの原始人毛皮一枚で横たわるわけですよ!
おなか見せてる黒ブラ&ガーターだけからワンピースに首を通し、ベルトもいろいろ手持ちを合わせていくけど最終的に犬の引きヒモを使うっつー、リアルな生着替えを覗いているような、ほぼヌード(弊舎基準)シーンとかエロくてもうね
・あ、雪村いずみもかわいらしかったよ。♪アーメーリーカデワ~誰もがひとり独りきり(←混ざった)
・丸の内路上?でサラリーマン200人ぐらい?でダンスしたり、大掛かりなオフィスのセット (しかも音楽にあわせて、アメリカナイズ前後で内装がトランスフォームする) で踊ったり、すげースケール
・ゴルフ場造成地実物から、流れるようなミュージカル的書き割りカットを経て、東宝スタジオ美術さんナイス仕事な美麗夕焼けに至るラストが、お話としてもキレイでよかった


柳生武芸帳 双龍秘剣(1958)
・サブタイトルの意味はわからんが、前作から話が続いたとは…。
・今作は、美少年剣士ふう鶴田浩二のモテターン
・途中で仲間が増える流れとか、こうゆうの好きだなあ自分
・まさかそっちが勝っちゃっていいの的衝撃クライマックスとよくわからないラスト。また続く…のか?


緋牡丹博徒(1968)
・第一作目ようやく見れた
・意外に賭博シーンはあまりなく、手本引きが冒頭ちょっとだけと丁半が中盤で1回だけ
・山本麟一の見せ場多くて大満足。待田京介も
・会津の侍出身大木実の誇りと、それをちょっと上回る気の弱さ意気地のなさが招く悲劇。決して天津敏とか遠藤辰雄みたいなズブズブ悪党ではなく、健さんの言うことも理解し、悪いことは悪いとわかっていながら…ってところが、男の情けなさを表していて良い


男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971)
・うわー、泣けるぜー。コドモが仲良くなって帰ってくるところなんかポロポロきちゃったね
・ (役上で) 死ぬ死ぬ言ってるおいちゃん森川信、これがリアルでも最期の出演に…。うわあ泣ける。ハリウッドでリメイクされるならラッセル・クロウでお願い。顔、似すぎでしょう
・旅芸人大空小百合はヤッターマンのアイちゃんだって、家かえってから知った。あれそんな声だっけ?忘れた
・寅さん、これじゃちょっと物分り良すぎてカッコよすぎだろ、もっとじたばたしてくれい (泣)
タグ:映画 名画座
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