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20111101_東銀座で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネパトス銀座で、俺にまかせろ 昭和刑事物語より、四万人の目撃者、の2本、観た


俺にまかせろ 昭和刑事物語より
・冒頭、警察署に殺人事件の一報が入り電話口の宮口精二刑事が大写しになって「あー、いかんいかんコロシなら」で止まってバーンとタイトル“俺にまかせろ”が出るって演出がワクワクさせる
・といいつつ主人公は宮口の息子で新任部長刑事の佐藤允なんだけど(笑)
・序盤の、刑事潜入ものを予感させながら早いうちからおたがいバレてるっていうスピード感が出色!
・勤続30年の昔気質の父に反発する大学出の佐藤、おやじみたいな質実剛健と言えば聞こえはいいが単に安い仕立ての背広なんかで赤坂の料亭を張り込めるか、だから小者しか挙げられず巨悪がのさばるんだ、とボンボン友人からジャケットを拝借していく。うん、まあ筋は通ってる
・一方、顔が知れすぎて泥棒に先に逃げられてるとか言われてる宮口、更生していまは美人妻とおでん屋のおやじやってる有島一郎に、だんなは犯罪の抑止力になってるんですみたいな慰められかたをする。こっちも筋は通ってる
・で、親子バディ刑事ものになるのかなと思いきやそこは時代の限界。階級差と明治おやじの頑固さはいかんともしがたく、最後にちょっとからむくらい。終盤の「命令だ」ネタは、あとから、ん?あーそういうことになるのかといううまさがあったね
・ジャケットを強奪されるボンボン友人中丸忠雄ははまり役すぎ。渋谷の小さい間口のカメラ屋のあるじながら、電動ドアのクローゼットや、ホームバーや、女によって使い分けるポマードの棚を持ってるって設定がらしくて楽しい


四万人の目撃者
・一本目が非常にシンプルな事件ものだったので、こっちの、事件なのかすらわからないはじめの出来事が別の事件とつながっていて…ってお話がすごくむづかしく感じる。っていうかむづかしい
・岡田茉莉子の美貌にためいき…
タグ:映画 名画座
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