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20111118_阿佐ヶ谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

ラピュタ阿佐ヶ谷で、とむらい師たち、女番長 スケバン、の2本、観た

まさかの霊柩車爆走つながり!

とむらい師たち
・勝新は愁嘆場に石膏とスパチュラ抱えて飛び込むデスマスク師(呼ばれもしないのに来るが、別に悪徳じゃない)。死んだ人の顔型をメス→オス2段階で取るんだけど、これは関西特有の葬送習慣なのかな?
・で、勝新の家は壁一面が棚でネプチューンマンちもかくやというくらい顔が並べてある。全部の顔(だけ)をしっかり明るくしてる、ここの照明すごいイイ
・えいやってな感じで半練りの石膏を顔に叩きつけまくるもんだから遺族はあわわとなってるんだけど、これは石膏と肌のすきまから空気を押し出すために理にかなってる行為だよなあ、とは造形っ子な観客しか共感してないポイント…
・役所の戸籍係にワイロ送っといて連絡もらってダッシュで死者宅に押しかける葬儀屋遠藤辰雄やら財津一郎やら。そのビジネスライクさにむしゃくしゃした勝新は知り合いに職場の霊柩車(外車。ロールスかな?)を持ち出させて爆走。カッとなってまだ造成中の大阪万博予定地に突っ込んでスタック(あたりまえ)、今は反省し…ないよね勝新だから
・ニセインテリの伊藤雄之助の、口調といいエロキャラぶりといい可笑しい
・おくりびともびっくりな展開といかにも大阪な(というか野坂昭如な)ノリで新形態の葬送会社を創立した後、中之島でやるイベントのシーンのノリは大興奮!血みどろ地獄絵大壁画を、当時としても過去の職業だった紙芝居屋の老人に描かせたんだけど、その除幕のシーンで描き手ひとり小さくドヤってる顔が忘れられない。劇中の女性客は卒倒してるくらいのかなりのいい出来(笑)。欲しい
・そんなこんなありつつもいい感じにしぼんでダレて眠くなったところで訪れるラスト!うわー


女番長 スケバン
・仁義なき戦いと二本立てで観て以来二度めだけど、後半の記憶はうすぼんやりでした。名和宏なんか出てたっけ?あー出てたわみたいな。っていうか、けっこうイイよ。あのときは荒木一郎テイストの良さもわかってなかったし
・霊柩車はラストにちょっと出てくる。はじまりと終わりを同じ絵で違う意味でっていう、北野武作品(ストーリーボードを4コママンガで作ってそれを細かくドリルダウンして作っていくっていってたっけ)みたいな感じで
タグ:名画座 映画
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