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20111216_渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネマヴェーラ渋谷で、東京流れ者、観た


・オープニング、オサレだけどお話としてもちゃんと意味のある画になってて馬鹿っぽくないかっこよさ
・偽電話のシーン、おいおい郷が渡哲也をカタるなんて無理すぎだろ(笑)と思ったが、110番のシーンであれこいつ敵と仲間同士なのに何言っちゃってんのと思ったらそれが渡哲也の声だった!顔となまりに印象ひっぱられてたけど、ふたりの声質そのものは近いんだなー
・オバQ馬鹿笑い女に郷が近づくところでも、渡と川地民夫の入れ替わり視覚トリックをしかけたりしてるのも楽しい
・ダレたところで適時ぶっこまれる、無理のな…ある、ドライヤーのタイアップ宣伝も楽しい
・それと歌だよねやっぱ。テーマ曲BGMなのかと思いきやそれは渡哲也や二谷英明がリアルに口ずさんでる歌声登場シーンで、敵に「うるせえな(怒)」とか言われるメタフィクショナル寄りっぽい演出しかも日活映画で。ひとりミュージカルというか
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20111214_池袋で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

新文芸坐で、恍惚の人、観た

・モリシゲー!
・プレスシートに年代別の売り文句が書いてあったんだけど、10代20代には、抱腹絶倒できる映画として売るらしい。たしかに森繁が喜劇的かわいさをみせる瞬間はあるけどさー。ほんとか(笑)
・ホットパンツの肉感的な篠ヒロコら下宿人学生が意外と真面目なのがちょっと可笑しい
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20111213_池袋で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

新文芸坐で、この広い空のどこかに、観た


・なんという清々しさ!いや、良い意味で。うるっとくる良いシーンたっぷり
・イケメンは真っ直ぐ育つので性格もいい、みたいな兄弟
・久我美子は手萎えで性格がいじけてるってのを別の映画でやってたけど、今度は嫁で入った家の義姉のびっこの高峰秀子にいじけられる番
・お見合いじゃないつまり恋愛結婚のデメリットなんて初めて聞いた!つまり、嫁はもうはじめから自分の家と思って入ってくるから気にくわないという姑の立場として
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20111212_渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネマヴェーラ渋谷で、密航0ライン、悪太郎伝 悪い星の下でも、の2本、観た


密航0ライン
・大学同級生でそれぞれ事件記者となった二人の造型のコントラストが面白い。泥水をすすってでも遠くにある正義を求める長門裕之と、汚れた手で正義がつかめるわけがないタイプなイケメンと
・ヴァンプな中原早苗も楽しい


悪太郎伝 悪い星の下でも
・このシリーズは楽しいねー。山内賢がはまり役
・河内の貧農でダメ博打打ちの息子だが出来が良くて将来は旧制京都三高を期待された山内と、富豪の娘和泉雅子。文学好きで、トルストイの霊肉一致の恋愛観を共有するも、山内は肉そのものな野川由美子に溺れ(初めは、産婦人科の医学書にキャアキャアいう同級生には距離をおいてる描写もあったのに)…ってお話
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20111211_六本木・東銀座・渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

TOHOシネマズ六本木で、レベッカ、銀座シネパトスで、河内のオッサンの唄 よう来たのワレ、さらば映画の友よ インディアン・サマー、シネマヴェーラ渋谷で、俺たちの血が許さない、刺青一代、ユーロスペースで、明日泣く、の6本、観た


レベッカ
・ハリウッドストロングスタイルの美女美男シンデレラもの+投げっぱなしにしない古きよきミステリ+きれいにマクガフィンなレベッカ、っていうこの凝縮感!


河内のオッサンの唄 よう来たのワレ
・二作目のこっちは見たことあって、間があいてこの特集ではじめて一作二作を続けて見て、ようやく共通パターンに気づいた。身内な博打シーンで室田にボッコボコに負ける拓ボン→家で宴会して河内太鼓乱打→なんやかんや→いれずみシャツに吊りズボン着てひとり道行きで立ちション→かと思ったら三人合流→なんやかんやあってパトカー車列…っていう


さらば映画の友よ インディアンサマー(1979)
・つねづね、東映任侠映画版のニューシネマパラダイスが欲しいと思っていたのですが、名場面フィルムをただつなげただけのでいいんだけど、それどころかちゃんと作品になってるこれが存在してるんじゃん!ニューシネマより前に!


俺たちの血が許さない
・序盤の高橋英樹のラッキーおばかボーイキャラ説明のくだり(新聞記事処理)が楽しー
・アキラが組でいい顔の兄で、弟はアホで、っていう構図だけど唐獅子警察とは大分ちがうね


刺青一代
・任侠的命のやりとりの末に逃亡の旅→山のトンネル工事現場に潜伏もの
・テーマ曲タイトルはそのものずばり土方の歌


明日泣く
・予告編はなぜだかひどくおチープな感じだったのがいい意味で裏切られた。主役たちもいいし。音楽映画だから予告編を抽出しにくいのかな。デジタル素材だから肌触りがとかっていう話ではなさそうだが
・勝手にしやがれの人、いい存在感だなー
・予告編ではほんのり苦笑シーンな「まさに博打だな」もこんなに楽しい場面なのにい
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20111210_阿佐ヶ谷・渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

ラピュタ阿佐ヶ谷で、魔子恐るべし、神阪四郎の犯罪、新しい背広、シネマヴェーラ渋谷で、関東無宿、の4本、観た


魔子恐るべし
・ほい(笑)
・八ヶ岳って忍者の隠れ里なわけ?(笑)お目付役じいやの藤原釜足が無双すぎる
・そんなヒロインも楽しいが森繁すばらしい。スケコマシが親類愛的な純愛に目覚める役
・藤木悠が売り出し中のチンピラ役というちょっとめずらしい感じ
・連載中漫画の映画化みたいなまさかのラストにズコー


神阪四郎の犯罪
・法廷ものなのに音声トラブル発生で話がわからない…
・どうみてもまっクロな、やりすぎ演技(というか実生活の女関係の忠実なトレースのようにも見える)の森繁が実は…っていう藪の中展開がワクワクハラハラ!


新しい背広
・冒頭、文部省特選云々のしつこいテロップが入るのでひいたけど、いい意味のほうでその通りの作品だった
・古い井の頭線モエにはたまらん映画かも
・ガス人間よりもっと古い、洋装の若い八千草薫がたおやかキュートすぎる。なにこの細い腰!
・相手役の小林桂樹はぐじぐじ男キャラかと思ったら、八千草との話はほぼできあがってて、あとは経済問題家族問題が…っていうお話。戦争で両親なくしたり父なくしたり無一文で引き揚げてきたり、っていう時代背景ありで
・お互い思いやった結果が、っていう日本人が大好きなちょっと賢者の贈り物要素をみせつつ、メインテーマの“結婚のタイミングをはかる”あたりは今の連ドラで見てもおかしくない普遍的問題だってとこが興味深い


関東無宿
・照明すばらしいなー。画面奥に月見団子が映ってくワンカットのとこの切り替わりが面白い
・若い小林旭が中村錦之助ぽいさわやかさ
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20111208_渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネマヴェーラ渋谷で、カポネ大いに泣く、観た

・あらっ?ショーケンの浪花節、けっこう良いのどじゃない?やっぱミュージシャンは耳がいいのか
・田中の裕子ちゃんがアレしちゃって、ここで終わりかと思ったら、そこからぐんと面白くなった。ネムくなくなった
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20111207_渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネマヴェーラ渋谷で、肉体の門、けんかえれじい、の2本、観た


肉体の門
・私設銀座警察とかあの時代あたりのラクチョウ(有楽町)のパンパンたちのお話
・このお話を純情お上品すぎると思った僕は東映映画に毒されすぎでしょうか。だって敗戦後の特殊な状況下で、喰うか喰われるかの時代で、八紘一宇も民主主義も信じない、とか自分らで言いながら、やってることはまるっきり反対、タダでやらない=男に惚れないなんていう鉄の掟を死守してる女たちだなんて、同時代を生きたとは思えない甘ったるいファンタジーさにもほどがあるでしょう。そこに一見野獣的リアリスト実はセンチメンタリストな復員宍戸錠が投げ込まれるための舞台設定とはいえ。あら原作批判?
・アジトの美術とか、色分けされた衣装とかの絵づくりは大変良かったです


けんかえれじい
・悪太郎みたいなこんな話ばっか撮ってる/撮らされてるのね鈴木清順
・とぼけた感じの高橋英樹や、ちりばめられた奇妙な味が楽しい…っていうかあれで終わるのか!話の続きが気になる!
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20111206_渋谷で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

シネマヴェーラ渋谷で、春婦傳、百万弗を叩き出せ、の2本、観た


春婦傳
・いれずみ突撃隊とか兵隊やくざとかと無理すれば同じジャンルの北支の軍隊+ピー屋女もの
・野川由美子の肉体の存在感なしでは撮れなかったねこりゃ
・川地民夫もまた、軍ものなのでいつもとは少し毛色が違うが、ある青春の姿を体現している
・日本のサイモン・ヤム玉川伊佐雄の“秀才”ぶりがいかにも日本陸軍らしくていい


百万弗を叩き出せ
・あら、意外と真面目な、終わってみればいつもの日活ボクシング成功譚
・クレジットではわりと低い位置だけど、野呂圭介はいい助演役
・安部徹はヤクザ興業主ではなく真っ当なジムオーナーなのね。ヤクザのほうはためにためてワンシーンしかでないなかなかオイシイ役な人(ヒント:代理戦争、頂上作戦)
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20111205_池袋で映画見た [映画・ドラマ・舞台]

新文芸坐で、銀座カンカン娘、観た

・焼・き・ど・う・ふ!!!
・この嬉しさはどうやって表現したらいいだろう!!!志ん生の「替わり目」をまさか動いてる絵で見れたんだよ!?あの、可愛げのある酔っ払い役のハマりぶり+まさかの夫婦愛展開で、これぞまさしく至芸な名作落語の志ん生の替わり目をこの映画の中でだよ?
・高峰秀子と笠置シズ子のとぼけたコンビ芸やすばらしい歌声もすべて記憶からすっ飛んだ
・夜の流しの歌は芸術か?みたいな芸術論から話が始まって志ん生で終わるみたいな話
・カルメン故郷に帰るみたいなあんなモダンガールげなふつうの話な映画かと思いこんでたのにまさかこんなサプライズがあるとは。しかし俺最近そんな良いことしたっけ?なんかのフラグ?まさか地獄からの押し貸し取り立てが来るのじゃなかろうな?
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